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スタバのスペリングテスト
海外のスタバでは、注文するとカップにお客さんの名前を書いてくれますが、スペルミスが多発し、もうほとんどネタ化してます。
ワザと間違えてる感もあるし、正確に書いてもらうより、あえて間違ったとんでもないスペルの方が楽しかったりするのかもしれません。
こちらは、スタバの面接でのスペリングテストのおもしろ動画です。
![誰か1](../img/dareka.png)
All right. Congrats. Welcome to the final round of the interview. One quick last thing that we like to go over is checking your spelling skills.
おめでとう。最終面接へようこそ。最後に素早く調べたいのは、きみのスペリング力のチェックだ
congrats は congratulations(おめでとう)の省略形。go over は「~を調べる」。
sure thing(もちろん)
![誰か1](../img/dareka.png)
Sure thing, all right.
ええ、もちろんです
sure thing は提案や依頼に対し、「はい、もちろん」と同意を示す口語表現です。主にアメリカ英語。
- “Are you coming?” “Sure thing.”
(「来る?」「もちろん」) - “Could you give me a ride home tonight?” “Sure thing!”
(「今夜家まで車で送ってもらえますか?」「もちろん!」)
![誰か1](../img/dareka.png)
Gonna start off with a lob, pretty easy, ‘Mike’.
まず、ロブから始めよう。簡単だよ。「マイク」
start off with は「~から始める」。lob は「テニスのロブ」で「緩やかなボールのショット」。簡単だということを例えて言ってます。最初は「マイク」のスペルを書くよう言われますが…。
M は母音で始まる
![誰か1](../img/dareka.png)
Now, is that ‘Mike’ with an M?
ええと、M の付く「マイク」ですか?
本来 m は子音なので、冠詞を付けるとすれば a ですが、「M」というアルファベットを言う場合、発音とスペルは em です。e は母音なので、アルファベットそのものを指す時は、a ではなく an。a M でなく、an Mです。
F なども同様で、an F になります。
![誰か1](../img/dareka.png)
That's ‘Myke’ an M.
M の「マイク」だな
男性はいきなりスペルミスをかましてくるものの、面接官は満足げな様子。次に John という名前を書かせます。
![誰か1](../img/dareka.png)
I'm sorry, could you please use it in a sentence for me?
すみません、文章の中で使っていただけますか?
なぜ文章中で使う必要が…? そして、違う名前を書いています。なのに、面接官は全肯定。お次は「エイミー」のスペルです。
![誰か1](../img/dareka.png)
Hey, let's go with ‘Amy’, my wife's name.
「エイミー」で行こう。妻の名前だ
![誰か1](../img/dareka.png)
I think I got all the letters there. Let's check that out.
これで文字全部だと思います。チェックしましょう
男性が書いたのは、なぜか Catherine Zeta-Jones(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)という長い名前。
![誰か1](../img/dareka.png)
‘Amy’. It's actually exactly how my wife spells it. Here comes a curve ball…. ‘Dan’.
「エイミー」。まさに正確に妻のスペルだ。ここでカーブボールだよ。「ダン」
「正確」とは一体…。
どんどんひどくなってきて、もはやスペルミスどころじゃありません。面接官は今度は「ダン」という名前を挙げます。
![誰か1](../img/dareka.png)
I actually don't think I know any ‘Dans’.
実は、「ダン」がひとつも分かりません
「ダンという名前のスペル」のことなので、Dans と複数形になっています。
![誰か1](../img/dareka.png)
We actually get quite a few Dans here on a daily basis. Call them our ‘Daily Dans’. You don't want to disappoint them?
実際、ここには日常的にかなり多くのダンが来るんだ。「毎日のダン」と呼んでいる。彼らを失望させたくないだろう?
複数人の Dan なので、Dans(ダンたち)。quite a few は「かなりの数の」。こう言われて、男性はモールス信号を書きます。有識者によると、この信号は、“fu** you” という意味らしい…。
もう、文字ですらない。
次なる課題は、Lisa。そこで、モザ・リザの絵(上手い)を描く男性。
as good as(同じほどよい)
![誰か1](../img/dareka.png)
Shading is a little off on the left clavicle, but yeah! Not bad. I'm just realizing I don't even know your name, and I guess it's as good a time as any, ask you to spell that.
左の鎖骨の陰影が少しずれているけど、まあ、悪くないね。今気づいたんだけど、きみの名前も知らないし、ちょうどいい。スペルを聞こう
shading はここでは「(絵画の)陰影」、clavicle [klǽvikl] は「鎖骨」。realize は「~を現実化する」の意味もあるけれど、ここでは「~に気付く」。
ツッコミどころ満載です。
as good as~ は「~も同然だ」「~と同じほどよい」。上の台詞では good は time を修飾しているので、a good time(適した時間)です。
as~as の構文では、ひとつめの as の後には形容詞しか続けられない
as a good time as~ とはできないため、good だけ前に行って、a time が後ろに取り残され、as good a time as の語順になっています。
as good as any は「最高とは言えなくても、どれにも劣らないほど良い」の意味。
as any は as any time のことなので、as good a time as any は「どんな時間にも劣らないほどよい」「今がよい時」です。
…にしても、折り鶴でなぜ名前が Justin と分かったんでしょう。
折り紙の折り方についての基本的な操作を「折り紙公理」と呼ぶそうで、それを1989年にジャック・ジュスタン氏(Jacques Justin)が発見したんだとか。もしかして、そこから?
with flying colors(見事に)
![誰か1](../img/dareka.png)
Great, I think you've passed with flying colors here. One last question, can you make a cup of coffee?
素晴らしい、ここは見事に合格だと思う。最後の質問だが、コーヒーは淹れられる?
colors と複数形で、「国旗」「軍旗」などの flag(旗)の意味になります。「学校、チーム、国などを表すために衣服や旗に使われる特定の色」というところから来ているようです。
with flying colors は「見事に」というイディオム。軍事において、flying colors は、成功や勝利のしるしとして連隊旗を翻すことを意味したそう。
- She passed the exam with flying colors.
(彼女は見事に試験に合格した) - She came through her French test with flying colors.
(彼女はフランス語のテストに見事に合格した)
ところで、最後の質問の答えは “No.” だったんですが、それは。
![誰か1](../img/dareka.png)
Great. Can you start tomorrow?
素晴らしい。明日から始められる?
どうやら、コーヒーが淹れられなくてもOKらしい。
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, Cambridge Dictionary, Wikipedia)
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