1. TOEICに向けてがんばるあなたへ
がんばっているのに、TOEICスコアがなかなかアップしない…
分かります。そんなふうに思い悩んでいるのは、あなただけじゃありません。
忙しいし、成果が出せないなら意味がない。もう学習をやめようか…
いやいや、そこで諦めたら、今までがんばったことが無駄になってしまいます。
いくらがんばっても、自分なんてダメな気がする…
そんなことないですよ。どうか、弱気にならないで自信を持って。自分自身に活を入れて。
TOEICの4つのアプローチ
- 達成しやすい目標を具体的に設定する:
スコアの向上に向けて身近な目標を立てましょう。たとえば、リーディングのスコアを5点上げるといったものです - 無理のない学習計画を立てる:
毎日一定の時間を英語学習に割り当てましょう。ただし、あまり負担のかからない範囲で - フィードバックを活用する:
過去の模擬試験や課題の間違いから、自分の弱点を特定しましょう。苦手部分に集中的に取り組むことで、スコアアップに繋がります - ポジティブな思考を育てる:
英語学習を続けても、成果が見えない時期もあるかもしれません。そんな時は、達成感や進歩を振り返り、自分を褒めることが大切です。ネガティブ思考は泥沼
2. TOEICのスコアとは?
スコアのブレ幅は 70点
TOEICの満点は990点。
TOEICは、英語力を比較的正確に測れるとされます。実務に必要なTOEICスコアの目安は、L&Rが730点以上。職種によって、一概には言えないものの、730点は一応の目安ですね。
英語力が変わらなければ、だいたい毎回同じくらいのスコアになる、というのがTOEICの特徴です。
TOEIC L&Rで、違いが50点ぐらいなら、まだ誤差の範囲。点数のブレ幅はプラスマイナス70点と言われているので、前回のスコアと70点以上差があれば英語力が変わったとみなせます。
スコアが低くても落ち込む必要はありません。
私も最初にTOEICを受けた時は300点台でしたが、次に受けた時に600点を突破できました。一気に300点アップです。
TOEICの問題形式
現在はリスニングとリーディング(L&R)の他、スピーキングとライティング(S&W)も別途あります。実務でS&Wが必要だったり、力試しをしたいというのでなければ、従来のL&Rテストで十分でしょう。
TOEIC® Listening & Reading Test
リスニング(100問)45分、リーディング(100問)75分
TOEIC® Speaking & Writing Tests
スピーキング(11問)約20分、ライティング(8問)約60分
TOEIC L&Rはマークシート方式で、Part1 から Part7 まであります。Part1~Part4 がリスニングセクション、Part5~Part7 がリーディングセクション。
- 写真描写
写真について、英語で4つの短い説明文が読まれるので、どの説明文が的確か選ぶ - 応答問題
質問に対し、3つの選択肢から適切な解答を選ぶ - 会話問題
2~3人の会話を聞き、質問に対し、適した解答を選ぶ (※質問と解答は印刷されている) - 説明文
アナウンスやナレーションを聞き、質問に対し、適した解答を選ぶ (※質問と解答は印刷されている) - 短文穴埋め
短文の穴埋め問題。4つの選択肢から適切なものを選ぶ - 長文穴埋め
長文の穴埋め問題。4つの選択肢から適切なものを選ぶ - 文書
文書を読んで、質問に対し、4つの選択肢から適切なものを選ぶ