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洋画イメージ
   

be up to(~次第で)

I'm afraid that's not up to me.

「すまないが、それは私の裁量ではない」The Terminator(1984)

意味

be up to~:「~次第で」

 

be up to の後に「人」が来ると、「~次第で」。その人が選択や決断をしたり、その人に責任や義務があることを言います。日本語訳としては、「~次第で」「~の責任(義務)で」など。“It's up to you.”(あなた次第です)は定番表現ですね。

  • It's not up to you to discipline my children.
    (私の子供たちを躾けるのはあなたではない)
  • It's up to the manager to make the final decision.
    (最終的な決断を下すのは監督だ)
  • What would you rather do this weekend? It's up to you.
    (この週末、何をしたい? あなた次第だ)
  • If it were up to me, I would say yes.
    (もし私次第なら、イエスと言うだろう)

普通、この用法では主語が「物事」になって、up to の後が「人」になるわけですが、下記の例文が The Free Dictionary に載ってました。up to の後が、「人」ではなく「物事」になっているケースです。

  • It is up to the decision of the judges.
    (審査員の判断次第だ)

the decision of the judges(審査員の判断)を the judges(審査員)だけにしても同じなので、こういった場合はありなのかもしれません。

   

be up to の3つの意味

 

be up to の後は「人」も「物事」も来ます。「物事」の場合の意味は、大きく分けて2つ。「~に達して」と「~に従事して」です。

  • be up to
    • <be up to+人> ~次第で、~の責任(義務)で
    • <be up to+物事> ~に達して、できる
    • <be up to+物事> ~に従事して、(良からぬこと)を企てて
 

「~に達して」

 

「~に達して」というのは、「物理的にどこかに到達している」、または「一定の基準や要件を満たしている」です。「一定の要件を満たしている」ということから、「それをするのが可能だ」「できる」の意味に広げて考えられます。

  • The water is up to the basement steps now. まで達して
    (水はもう地下の階段まで来ている)
  • I'm only up to the second chapter, but I like the book so far. まで達して
    (まだ第2章までしか読んでいないが、今のところその本を気に入っている)
  • Your work just hasn't been up to the standard. 基準を満たして
    (あなたの仕事は水準に達していない)
  • He's not up to a long drive. できる
    (彼は長くは運転できない)
    「長く運転する」レベルに達していない

「~できる」の用法の時は、up to の後に動名詞が来たりもします。否定文にして「~できない」のように言うことが多いですね。

  • She just isn't up to staying up so late.
    (彼女は夜更かしができない)
  • I'm not really up to going to the mall.
    (ショッピングモールは本当に行けない)
 

「~に従事して」

 

仕事だったり趣味だったり、「何かに取り組んでいる」ことを表しますが、特に悪事や悪戯など良からぬことに取り組んでいる場合に、be up to が使われます。悪いことなら、「企む」のような日本語になるでしょう。

  • Are you up to anything tonight? 従事して
    (今夜何かするの?)
  • What have you been up to since school ended? 従事して
    (学校が終わってからは何をしているの?)
  • Lily and Max are up to no good. 企んで
    (リリーとマックスは良からぬ事を企んでいる)
  • I think those two are up to something — they've been acting squirrelly all morning. 企んで
    (あの2人は何か企んでいると思う。午前中ずっと行動がおかしい)
『ターミネーター』
  • 監督:ジェームズ・キャメロン
  • 出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、マイケル・ビーン、リンダ・ハミルトン 他

2029年の未来から1984年の過去に、殺戮兵器のサイボーグが送り込まれる。目的は、人類の救世主の母親になるはずの女性サラ・コナーの抹殺。

シュワルツェネッガー氏の名台詞 “I'll be back !”(また来る)は、ここでももちろん聞けます。

今や2029年もそんなに遠くないし、人類と機械の核戦争が起きた「審判の日」(Judgment Day)も1997年8月29日でした。

Prime Videoで『ターミネーター』(字幕版)を見る

(引用・参照元: IMDb, Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, Cambridge Dictionary)

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