hold a candle to(匹敵する)
Nature is lethal but it doesn't hold a candle to man.
「自然は甚大な被害をもたらすが、人間には及ばない(=人間の方が大きな被害をもたらす)」Deep Blue Sea(1999)
hold a candle to:「~に匹敵する」
hold a candle to は「~にろうそくを掲げる」が直訳です。
かつて見習いや徒弟は、熟練者が仕事をする際にろうそくで明かりを灯す役割がありました。ただ、あまりに未熟では、ろうそくを掲げることができません。
ろうそくを掲げる徒弟は、ある程度の技量を持っていることを示し、そこから「~と同じくらい良い」「~に匹敵する」の意味で用いられるようになったようです。
たいてい not などの否定語が付いて「~にろうそくを掲げない」、すなわち「~の足元にも及ばない」「~にはかなわない」のように使われます。
- His singing can't hold a candle to Dave's.
(彼の歌はデーブの足元にも及ばない) - This film doesn't hold a candle to his previous ones.
(この映画は彼の前作には及ばない) - I'm really surprised that the sequel even holds a candle to the original.
(続編がオリジナルに匹敵するとは本当に驚きだ)
『ディープ・ブルー』
- 監督:レニー・ハーリン
- 出演:サフロン・バロウズ、トーマス・ジェーン、LL・クール・J 他
『ジョーズ』系のサメ映画。この手の映画は、映像技術が進歩すればするほど迫力が増して怖い。
burn the candle at both ends(疲れ果てる)
My candle burns at both ends; it will not last the night. But ah my foes, and oh my friends ― it gives a lovely light.
「私は朝から晩まで働いてる。夜は、もたない。でも敵と味方が明かりをくれる」A River Runs Through It(1992)
burn the candle at both ends:「無理をして疲れ果てる」「朝から晩まで忙しく働く」
上記は映画の中の台詞ですが、エドナ・セント・ビンセント・ミレー(Edna St. Vincent Millay)の First Fig (1920) という詩の引用です。
burn the candle at both ends というフレーズ自体は、17世紀にフランスで生まれ、18世紀には決まり文句になっていたそう。直訳すれば「ろうそくの両端に火をつける」。つまり、すぐに燃え尽きてしまうことを例えた表現です。
ろうそくは高価なものだったので、両端に火を付けるような使い方は実用的でなく、資源を浪費することも意味しました。まさに無駄遣い。
上記の言葉は candle(ろうそく)が主語なので、burn は「燃える」という自動詞ですが、人が主語なら「燃やす」という他動詞です。
- You can't burn the candle at both ends, or you're going to end up crashing completely.
(無理をして働いてはいけない。さもなくば、最後には完全に壊れてしまうだろう) - No wonder Mary is ill. She has been burning the candle at both ends for a long time.
(メアリーが病気になるのも無理はない。彼女は長い間、無理をして働いてきた)
『リバー・ランズ・スルー・イット』
- 監督:ロバート・レッドフォード
- 出演:クレイグ・シェイファー、ブラッド・ピット、トム・スケリット 他
ノーマン・マクリーンの小説『マクリーンの川』を、ロバート・レッドフォード監督で映画化。美しい自然とフライ・フィッシングの描写に癒される名作です。
(引用・参照元: IMDb, Oxford Learner's Dictionaries, The Free Dictionary, Cambridge Dictionary, Collins dictionary, LDOCE)
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