1. I see は使わない?
日本語の『ふーん』みたいに興味なさそうなニュアンスだから。相手の言ったことに対して『分かった』って伝えたいなら、“OK.” や “I've got it.” がいい
相手の言葉に相槌を打つ時は、「なるほど」「そうか」の意味で “I see.” と答える、と教わります。でも I see は、ネイティブはあまり使わないとのこと。カナダやニュージーランドでも、現地の人にそう言われました。
また、John 先生いわく、相手が何か話を振ってきたら、ただ相槌を打つだけじゃなく、それに対して質問したり、自分の感想を入れたりするのが普通なので、I see で済ますのは失礼だそうです。
2. dear my friend とは言わない?
“Dear my friend,” は変な言い方だ
Dear Mike みたいに、dear の後は名前が来るのが普通。dear を friend の前に持ってきて my dear friend っていうのも、ちょっとおかしい
Oxford には、dear は、手紙の書き出しで、名前や敬称(Sir や Mrs など)の前に付ける、とありました。My dear sister のような書き方は、古いようです。
3. See you は間違い?
“See you.” より “See ye!” のほうが一般的。ただし、“See you, mom.” とか、“See you next time.” のように、後ろに何か語が続く場合は、see you でいい
“See you.” は多くの英会話学校で教える「またね」という挨拶。定番だと思っていたら、これも「変だ」とのこと。でもそう教えるように、ってレッスン指導にあるし、映画でもよく聞くような。
ye は you のくだけた表現なので、そちらの方が自然だとしても、See you が本当にダメなのかどうかは謎です。
4. メールのマガジン
どうやら、male magazine だと思われたようです。mail(メール)と male(男性)は、どちらも [meil] で発音が同じ。
いつも「メール」と略してしまうけど、きちんと「Eメール」と言わないと、こんな風に誤解を招くかもしれません。
5. 風邪とインフルエンザ
風邪じゃなくて、インフルエンザ。だから、I'm grumpy(機嫌が悪い)
“Do you have a cold?”(風邪?)と聞いたら、“No, I have the flu.”(いや、インフルエンザ)と返されました。
flu [flúː] は influenza [ìnfluénzə] の口語形。influenza は、日本語の発音と同じく、[e] の音にアクセントがあります。
「風邪」は通例 a cold と単数形。一方、「インフルエンザ」は the flu が一般的なようです。
ちなみに、John 先生本人はインフルエンザだと主張してましたが、病院には行かなかったらしく、他の人にうつらなかったので、事実は不明です。
6. OKは何と読む
かつて「サークルK」は中部地方の至る所にあったコンビニでした。それが「サンクス」と合併して「サークルK サンクス」になり、「ファミリーマート」へ。
OK という語は、かつての米大統領が書類にサインする時、all correct(すべて問題なし)と書くべきところを、発音通り A を O 、C を K と書いてしまい、その頭文字が all correct の意味として定着した、というのが俗説です。
7. in the end と at last
go back home じゃなくて、go home。back は要らない
それもおかしい。待ち望んでいたことが叶った、と言いたいなら、in the end ではなく、at last を使うべき
一日のレッスンを終えて、さて帰ろうとした時、John 先生の文法指導が入りました。go home(帰宅する)に back を付けると、日本語で言うところの「家に帰宅する」のような重複になります。
やっと帰れる、の意味で in the end を付けたのですが、ありがたくも帰り際に in the end と at last の違いを教えてもらいました。
- in the end : after a long period of time or series of events(長く続いた何かの後に)
- at (long) last : finally, after much waiting(ついに、長く待った後に)
in the end は「最終的に」「最後は」の意味で、eventually が類義語。at last の方は、「ようやく」「やっと」といったニュアンスです。
- He tried various jobs and in the end became an accountant.
(彼は様々な仕事をして最終的に会計士になった)
- I've finished my essay at last.
(やっと小論文を終えた)
(引用・参照元: Oxford Learner's Dictionaries, Cambridge Dictionary, 英辞郎)
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