1. はじめに
アルファベットを順番に使った、短い言葉遊びです。
講義でもらった資料からの抜粋で、出典を調べたのですが、分かりませんでした。ご存じの方がいらしたら、教えていただけると幸いです。
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アルファベットを順番に使った、短い言葉遊びです。
講義でもらった資料からの抜粋で、出典を調べたのですが、分かりませんでした。ご存じの方がいらしたら、教えていただけると幸いです。
A is like honeysuckle,because the B comes after it.
(A はスイカズラのようなもの。B が後について来る)
B と bee(蜂)
honeysuckle の和名は「スイカズラ」ですが、そのまま「ハニーサックル」の名の方が知られているかも。甘い香りがするので、bee はスイカズラに引き寄せられ、後に続きます。
B is placed before C,because we must be before we can see.
(B は C の前にある。見るには、存在していなければならない)
B と be(いる)、C と see(見る)
存在していなければ、見ることはできません。see の前に、まず be が必要です。
C is like a schoolmarm,because she changes lasses into classes.
(C は女教師のようなもの。少女たちをクラスに変える)
lasses(少女たち)の先頭に C を付けると、classes(クラス)
schoolmarm は「(古めかしく厳格な)女教師」。あまり好意的でないニュアンスです。lasses は lass(少女)の複数形。女教師は少女たちを学級の生徒にします。
あるいは、昔、the classes は「上流階級の人々」を指したので、そちらの意味かもしれません。
D is like a crying baby,because it makes ma mad.
(D は泣いている赤ん坊のようなもの。母親をイライラさせる)
ma(「母親」の幼児語)の最後に D を付けると、mad(怒って)
ma(母親)を mad にするのは、泣く赤ん坊。そういえば、かつて「mother、‘m’ を取ったら other、他人です」というCMがありました…。
E is like London,because it is the capital of England.
(E はロンドンのようなもの。イングランドの首都だ)
E は England(イギリス)の頭文字
capital には、「首都」の他、「頭文字」「大文字」の意味があります。「イングランド」は「英国」の俗称。
F is like a fishhook,because it makes an eel feel.
(F は釣り針のようなもの。ウナギに痛覚を与える)
eel(ウナギ)の先頭に F を付けると feel(感じる)
eel(ウナギ)を fishhook(釣り針)で釣れば、ウナギはきっと痛みを感じます。
G is a hot day,because it is the middle of August.
(G は暑い日。なにせ、8月の真ん中)
G は August(8月)の真ん中の文字
August は6文字なので、若干左寄りですが、ほぼ真ん中。8月は確かに暑い。
H is a cure for deafness,because it makes the ear hear.
(H は難聴の治療。耳を聞こえるようにする)
ear(耳)に H を付けると hear(聞こえる)
deafness は「難聴」、cure は「治療(法)」。「両耳」という時は ears ですが、in one's ear(耳で)のように単数形で言ったりもします。
I is the lucky vowel,because it is in bliss while E is in hell and the others in purgatory.
(I は幸運な母音だ。I は至福の内にあるが、E は地獄にあり、残りの母音は煉獄の中にある)
bliss(至福)のスペルには I がある
vowel は「母音」。hell(地獄)には e 、purgatory(煉獄)には a、u、o という i 以外の母音が入っています。もっとも、heaven(天国)には、e も a もあるけども。
J is like your nose,because it is next to your eye.
(J は鼻のようなもの。目の隣にある)
I と eye(目)
eyes と複数形なら、between your eyes(両目の間)。ここでは、next to your eye(目の隣)。アルファベットの順番は、I の次が J です。
K is like a pig's tail,because it is the end of pork.
(K は豚の尻尾のようなもの。豚肉の末端だ)
pork(豚肉)の最後の文字が K
pig's tail(豚の尻尾)の料理もあり、豚肉として食べられます。個人的には食べたくない…。
L is like a queen,because it makes the knee kneel.
(L は女王のようなもの。人をひざまずかせる)
knee(ひざ)の最後に L を付けると kneel(ひざまずく)
女王様の前では、誰もがひざまずきます。make 人 kneel で、「(人)をひざまずかせる」。make the knee kneel という言い方は普通はしません。ここでは、knee という語を kneel にする、という意味。
M is a favorite with miners,because it makes ore more.
(M は鉱夫が好むもの。鉱石がもっと多くなるから)
ore(鉱石)の最初に M を付けると more(さらに多く)
favorite は、ここでは名詞で「お気に入りのもの」。イギリス英語のスペルは favourite。miner(採鉱者)にとって、鉱石がたくさん採れるのは嬉しいこと。
N is like a pig,because it makes a sty nasty.
(N は豚のようなもの。豚小屋を汚くする)
a sty(豚小屋)の最初に N を付けると nasty(不快な)
nasty は「不快な」「嫌な」ですが、昔は「汚い」の意味でも使ったそう。sty と nasty のスペルは一部一致してるものの、発音が違います。sty は [stai]、nasty は [nǽsti] 。
O is like a horse,because G makes it go.
(O は馬のようなもの。「ジー」で進む)
O の前に G を付けると go(行く)。G と gee(馬などに言う掛け声)を掛けている
“Gee up!” は、馬などに「早く行け」「右へ曲がれ」という命令。その掛け声で馬を走らせます。
P is a false friend,because although the first in pity it is in the last in help.
(P は偽りの友人。一番初めに哀れみ、手を貸すのは一番後)
P は pity(哀れみ)の最初の文字で、help(助け)の最後の文字
a false friend(本物でない友人)は、哀れみを掛けるだけで助けてはくれない、というシャレにとどまらない名言。
Q is a guide,because it always goes head of U.
(Q は案内人。常にあなたの前を行く)
U と you(あなた)
アルファベットの順番では、Q は U の4つほど前。ただ、Q を綴りで書くと、qu(あるいは qyou)なので、u(または you)の直前に Q が来ます。
R is a winner,because it leads in a race.
(R は勝者。レースのトップを行く)
race(レース)の頭文字が R
レースのトップにいれば、すなわち勝者です。
S is a titled lady when it is a dutch S.
(S は、S という妻を公爵夫人にする)
dutch(妻)に S を付けると、duchess(公爵夫人)と似た発音
dutch は俗語で「女房」「妻」。現在は使わなくなった意味です。titled lady(爵位のある女性)は duchess(公爵夫人)のこと。dutch S と duchess はスペルが違うけど、発音が似ています。
T is like an island,because it stands in the middle of water.
(T は島のようなもの。海の真ん中にある)
water(海)の真ん中の文字が T
water は「川や海などの水域」。文字数が5文字で、T はちょうど真ん中。
U is not so queer as I,because I was the queerist.
(U は私ほど変ではない。私が一番変だった)
U と you(あなた)、I と I(私)
queer は「奇妙な」。queerist という語はないので、正直なところよく分かりません。
queer の語のスペル(u の文字)におかしなところはなく、対して、queerist は、(1) the queerest という最上級を言っている、(2)「人」を表す -ist という接尾辞を付けて「奇妙な人」の意味で言っている、のどちらかだと思います。
(1)の場合、queerist はミススペルなので、i の文字はおかしい、ということでしょう。
現在は、LGBTQの人が肯定的に自分たちを queer と言い、その流れで性的マイノリティの人を queerist と称したりする
V is the spooney letter,because it is always in love.
(V は恋に溺れた文字。いつも恋愛中)
love の真ん中に V の文字がある
letter は「文字」、spooney(または spoony)は「デレデレした」。
W is like a scandal,because it makes ill will.
(W はスキャンダルのようなもの。それは、憎しみを生む)
ill(邪悪な)の最初に W を付けると will(意思)
ill は「病気で」「邪悪な」。scandal(スキャンダル、醜聞)は良いものではないので、負の感情が生まれるのもやむなしかも。ill will なら「敵意」「反感」「憎悪」など。
X is a mystery,because it is in explicable.
(X はミステリーのようなもの。説明可能の範疇にある)
X は explicable(説明可能な)のスペルの中にある
動詞の explain は「説明する」。ミステリーとは解けるもの、などと言われます。すべてのミステリーは説明可能(多分?)
Y is a great lady,because it is the Fourth of July.
(Y は偉大な女性。7月4日なのだから)
July(7月)の4番目の文字が Y
the Fourth of July(7月4日)は、アメリカ独立記念日。a great lady は自由の女神のことなのか、他の女性のことなのか、はっきりしません。
Z is like monkey cage,because it is the leading feature of the zoo.
(Z はサル舎のようなもの。動物園の一番の呼び物だ)
zoo(動物園)の頭文字が Z
leading は「一番の、首位の」、feature は「呼び物」。動物園の一番人気は monkey(猿)というのが定番?
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